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NTTデータと日本オラクル、NTTデータがオープンソースソフトウエアとして公開する統合運用管理ツール「Hinemos」と、日本オラクルのサーバー仮想化ソフトウエア「Oracle VM」を含むプラットフォーム製品を活用した、サーバー統合基盤の統合運用管理ソリューションの実現と導入に向けて協業することに合意した。
クラウド環境の運用に関して、複雑化する運用管理の統合と共に、仮想化をコントロールするハイパーバイザー市場を巡って、VMWare などとの競争が激化することになりそうだ。
両社は「Hinemos」と「Oracle VM」および「Oracle Enterprise Linux」を利用したITプラットフォームを構築することで、単なるサーバー統合だけではなく、クラウド時代に求められるシステムの俊敏性と高いコストパフォーマンスの実現を目指す。
日本オラクルのプラットフォーム製品を利用して統合化されたシステムに対する運用管理機能を「Hinemos」に持たせることにより、ジョブ管理からシステム統合管理までを含んだソリューションとしての利用が可能となり、システム導入期間の大幅な短縮と運用管理にともなうTCO削減を図っていく。
具体的には、 「Hinemos」マネージャの動作OSとして「Oracle Enterprise Linux」が利用可能になると同時に、 「Hinemos」の管理対象OSとして「Oracle Enterprise Linux」が利用可能になる。そして「Hinemos VM管理オプション」の対応仮想化ソフトウエアとして「Oracle VM」が利用可能になるという仕組みだ。
両社の協業により、パブリック及びプライベートクラウドの基盤がソリューションとして一体化して提供されることが可能になり、導入企業の利便性が向上する。
仮想OSにおけるリソース使用状況の監視、ジョブ運用について、仮想OSはもちろん、ネットワーク機器や物理サーバーなども含めた統合管理環境が提供され、 仮想OSの起動・停止などの定常運用時の仮想環境管理も可能になる。
クラウドというタームは、サーバ集約と一体のものとしてとらえなければならない。特にプライベートクラウドの導入を検討しているユーザー企業に対して、リセラーは両社の協業成果をベースに、既存環境の柔軟かつスムースな移行ソリューションを提供していくべきであろう。
(TechinsightJapan編集部 真田裕一)