オートデスクは、MacOSX Snow Leopardのフル64ビットに最適化され、Apple Final Cut Pro等との連携も強化された「Autodesk Smoke For Mac OS X」を出荷する。
同製品は出荷と同時に、30日間の無償体験版がオートデスクWebサイトからダウンロード可能となる。

同製品は、 エディティング、コンフォーム、2D/3D タイトリング、高度なカラーコレクション、イメージスタビライゼーション、精密なトラッキング/キーイング、2D/3D コンポジティング、ペイント、ロトスコーピング、レタッチ、デザインAutodesk Modular Keyer、Master Keyer、Colour Warper などの高度な画像処理技術を搭載。

AAF または XML 形式を使って Apple Final Cut Pro または Avid Media Composer からタイムライン全体をインポート、さらにクリエイティブカットで使用された Apple ProRes または Avid DNxHD メディアを用いてのプロジェクトのフィニッシングも可能であり、 一般的なファイルベースフォーマット(QuickTime、Panasonic P2 HD、Sony XDCam)をネイティブサポートしている。

今回の Mac OS X 版以前から提供されている、Linux OS ベースの「Autodesk Smoke」は、ノンリニアエディターのタイムラインワークフローに高度なビジュアルエフェクトツールを組み合わせることによって、映像制作各社は様々な作品をクリエイトしてきたが、今回、MacOSX版が提供されたことで、従来から主要な業界標準のひとつとなっている、Final Cut Proとの連携が可能になり、Mac上で作業をするエンジニアにとっては、慣れ親しんだ環境を統合しながら作業を進めることができる。

製品価格(税込)および出荷開始日は、次のとおりとなっている。

Autodesk Smoke 2010 For Mac OS X(製品版) の価格(税込) は\2,616,600。 出荷開始日は2009年12月16日

Autodesk Smoke 2010 For Mac OS X サブスクリプションの価格(税込)は \348,600。 出荷開始日は2009年12月16日

参照　http://www.autodesk.co.jp/me
（TechinsightJapan編集部　真田裕一）