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名刺管理サービス「アルテマブルー」が「Ullet」の企業情報コンテンツと連携 イーシステム

取引先の担当者の名刺をデータベースとして管理し、名刺データをクリックすると、その会社の企業価値が検索できる。そんな連携システムが登場した。
イーシステムの名刺管理サービス「アルテマブルー」が企業価値検索サービス「Ullet」の企業情報コンテンツと連携を開始し、上場企業約4000社の企業詳細情報が無料で提供される。

「アルテマブルー」は取引先や顧客の名刺情報を正確にデジタル化して一元管理することができるSaaS型サービスである。「名刺情報を経営に活用する」というコンセプトとシステムの利便性の高さが人気の秘訣である。

一方、「Ullet(ユーレット)」は企業の決算書や財務状況、役員や株主構成、従業員数、最近のニュース記事など、上場企業に関する様々な情報にワンクリックでアクセスできるサービスで、企業の重要な財務指標をグラフィカルに表示したり、上場企業約4000社の財務データをランキングを連動させて分析したりすることができる。

今回のアルテマブルーとUlletの連携により、アルテマブルーに登録された名刺データから取引先企業のさまざまな情報にワンクリックでアクセスできるようになり、経営や営業活動の基礎情報としてUlletが提供している企業情報を活用できるようになる。

ビジネスマンは会社と会社で仕事をしているのではなく、自分と相手方の担当者との信頼関係で仕事をしているのである。普段取引している相手方企業の担当者データをクリックすれば、信用情報まで照会できることにより、債権回収を急ぐ相手や先延ばしにしても良い相手の情報がわかるようになり、ビジネスマンの機動力が増すことにつながるだろう。
(TechinsightJapan編集部 真田裕一)