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シマンテック、WindowsとMacに対応した「ノートン オンライン バックアップ2.0」を発売

セキュリティ企業のシマンテックは、ウィルス対策もデータ消失もともにリスクとして認識して対処する製品を発表しているが、今般、ノートン オンライン バックアップはWindowsとMacの両OSに対応し、1つのアカウントを通じて最大5台のコンピュータを一括して管理することが出来る、オンラインバックアップ製品「ノートン オンライン バックアップ2.0」を発売した。

ノートンオンラインバックアップは、大型のファイルを友人や同僚と共有したり、コンピュータ間でデータを転送したりする作業を簡素化する。

バックアップ済みのファイルを選択し、そのダウンロードリンクを生成してメールで送ることで、どんなに大きなファイルでも共有することが可能。

新しいコンピュータを購入した際には、世帯内の古いコンピュータとの間でファイルを容易に転送できる高度なファイル移行機能が役立つ。
この機能によって、ユーザーは同じノートンオンラインバックアップによるアカウントで管理されるコンピュータ間でファイルを簡単にリモート転送できる。

WindowsとMacのOSに対応するクロスプラットフォーム機能により、Microsoft Windows XP、Windows Vista、Windows 7、Mac OS X(Mac OS X 10.6、「Snow Leopard」を含む)をサポートしており、バックアップしたファイルの旧バージョンを最長90日間保存するファイルバージョニング機能により、旧バージョンも簡単に取り出しすることができる。

さらに高度な検索機能を持ち、ファイル名、日付、サイズ、ファイルの種類などの項目でバックアップファイルを検索できるので、バックアップの世代管理も容易だ。

ノートンオンラインバックアップは、2009年12月14日(月)より、シマンテックストア 、およびダウンロード製品オンライン販売サイトで発売する。

価格は1年間 6,480円(税込、シマンテックストア価格)で、家庭内の5台までのPCからの利用が可能な25GBのオンラインストレージを含む。

なぜ、ウィルス対策とバックアップは非常に密接に関連がある。ウィルスに感染しシステムが起動不可能になったり、ファイルに暗号化をかけられたりした場合、直前のバックアップがあれば被害は最小限で済むからだ。

パソコンを守るという一点において、車の両輪のようにウィルス対策と遠隔バックアップを使っていくべきであろう。
(TechinsightJapan編集部 真田裕一)