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オンキヨーからデュアルディスプレイモバイル、超軽量モバイル、タッチインタフェースモバイルを発売

SOETCブランドを引き取ったあと同ブランドを撤収し、ONKYOブランドに統一してからのオンキヨーは非常にユニークなPCを発売し続けている。今回登場したのは、デュアルディスプレイモバイルと超軽量370グラム小型モバイル、そして360度回転ディスプレイ付きタッチインタフェースモバイルの3製品だ。

まず、「BX407A4」は、超軽量小型370グラムの筐体と7時間のバッテリー持続時間を誇るミニPCだ。従来こうしたミニPCはSONYなどからも発売されていたが、価格の高さがネックになっていた。その点オンキヨーのこのモデルは64800円という低価格である。OSにはWindowsXPを採用し、無線LAN、Bluetooth、Webカメラを備えている。

続いて、「NX707A4」は、BXシリーズより大型だが、それでも720グラムの筐体に、360度回転ディスプレイとGPS端末機能を備え、タッチインタフェースでの操作が基本となる。もちろん普通にキーボードで物書きをすることも可能だ。

OSには、Windows 7Starter32ビットを採用し、無線LAN、Bluetooth、Webカメラを備えている。

価格は、59800円となる。

最後に、「DX1007A5」「DX1007A5B」は、非常に珍しいデュアルディスプレイのモバイルPCだ。シングルディスプレイとして使うこともできるが、便利なのは基幹システムから取り出したCSVファイルを加工する際に、横に広いデュアルディスプレイが絶大な威力を発揮することである。

その他、PDFファイルのフルスクリーンを右側ディスプレイに表示しながら、Wordを立ち上げて物書きをするといった局面でも便利だ。ビジネス向けのマシンと言えよう。

84,800 円 ~ 104,800 円となっている。

オンキヨーでは、オーディオブランドの特性を生かした音質指向のPCなども発売しており、ライフスタイルに合わせて様々なPCが選択できる面白いブランドであると言えよう。
(TechinsightJapan編集部 真田裕一)