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うっかりメール誤送信を防止する「GigaCC Pro」を企業向けに提供 日本ワムネット

現在、各企業とも情報漏えいの防止には神経をとがらせており、暗号化機能付きUSBメモリや、メール送受信履歴解析などのツールやシステムが導入されつつある。それと平行して、社員のうっかりミスがもたらすメール誤送信も重大な脅威の一つだ。社内承認を得る前の見積書がうっかり取引先に送られてしまったら、大変な問題となり得る。
そうしたミスを防止するための対策ツールが、日本ワムネットの「GigaCC Pro」である。

「GigaCC 」は、「うっかりミス」や「故意」の持ち出しなど電子メールによる誤送信防止や情報漏えい防止を実現するソリューションである。

メール本文などに含まれる「社外秘」などの特定キーワードを検出し送信を取消したり、添付ファイルを自動的にパスワード付ZIP暗号化や、URL送信させることにより、各社員の操作に依存せずにメールセキュリティを高めることを可能にする。

さらに、メールの送信自体を一定時間待機させる機能や、上長承認、送信先制限、大量に宛先があるメールを自動的にBCC扱いにするなど、「うっかりミス」や「故意」の持ち出しを防止/抑止することにより情報漏えい被害を最小限に留めることができる。

また、万一の際には、履歴ログ検索と送信メールアーカイブ機能により情報の特定と迅速な対応が可能となる。

特にメールは、送信ボタンを押したが最後、呼べど叫べど戻すことはできないのが常だったが、送信そのものを一時ペンディングすることで、あとで「あっ!」と思って気がついても送信を取り消すことができるので、不注意の防止に役立つ。

「GigaCC 」の提供形態は、(1)ソフトウェア販売、(2)ソフトウェアとハードウェアを組み合わせたアプライアンス販売、(3)プライベートクラウドサービス(専用ホスティングサービス)、(4)レンタルプランの4パターンが用意されており、企業の多様な需要に対応する。
(TechinsightJapan編集部 真田裕一)