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ブルーレイ対応高性能業務用タワー型デュプリケータ、Vシリーズを発表 オリエントコンピューター

オリエントコンピュータは、ブルーレイコピーに対応した、高性能業務用タワー型デュプリケータ、Vシリーズを発表した。現存する全ての光学メディアを高速で複製することが可能だ。

タワー型デュプリケータ Vシリーズは、次世代記録メディアのブルーレイディスク(一層/二層)に対応し、最新のコピーコントローラーを搭載。全機種に1回のボタン操作でマスターが入っているドライブ以外のトレイをオープンする、トレイオープン機能を標準装備し作業効率を高めた。

また、ハードディスク搭載モデルでは、オンザフライコピーと同時に、マスターデータをハードディスクへ転送が可能。転送後は、マスタードライブをターゲットドライブとして使用することが可能で、これによって空きドライブの数を増やし、コピー作業の効率をいっそう高めることが可能だ。

スタンドアローンで動作するので、PCや専用のソフトウェアは必要とせず、ボタン押下と同時にマスタードライブ以外のトレイが一気にオープンするので、一気にブランクメディアを挿入して、ただちにコピー作業を開始できる。液晶ディスプレイの表示は日本語に対応しており、コピーの進行をパーセントで表示するので、監視員はコピー終了時期を見計らって、次のブランクメディアを挿入する準備ができ、作業効率が格段に上がる。

ブルーレイ対応モデルのラインナップは次のとおりとなっている。

BLU-31HV/最大3枚同時コピー
BLU-51HV/最大5枚同時コピー
BLU-71HV/最大7枚同時コピー
・BD-R最大6倍速、BD-RE DL最大4倍速、BD-RE最大2倍速、BD-RE DL最大2倍速
 DVD±R最大20倍速、DVD±R DL最大12倍速、DVD±RW最大8倍速
 CD-R最大48倍速、CD-RW最大32倍速 

なお、オプションでディスクイメージの中身をUSB接続のPCから管理できる機能も用意されており、業務用デュプリケーターとして極めて機動力の高い作業が実現する。
(TechinsightJapan編集部 真田裕一)