KONAMIが12月22日からWiiのバーチャルコンソール向けにMSXタイトル『グラディウス2』と『魔城伝説』の配信を開始した。積極的にMSXタイトルを配信しているKONAMIだが、その他多くのMSXタイトルの配信にも期待がかかる。

今回配信が開始されたのは『グラディウス2』と『魔城伝説』の2本。価格はそれぞれ800Wiiポイントとなっている。『グラディウス2』はかつてのMSXユーザーなら「名作」と呼ぶ人も多いソフトで、アーケードで登場した「グラディウスⅡ　ゴーファーの野望」よりも先に発売された。『魔城伝説』はファミコンユーザーにとっては「ガリウスの迷宮」の前作と言った方がわかりやすいだろう。ファンタジーな世界観を持つ縦スクロールシューティングとして、こちらもMSXユーザーからの人気は高い。

ある意味ファミコンやスーパーファミコンのソフト以上に貴重とも言えるMSXソフトの配信。今となってはハードもソフトも入手が困難なだけに、当時のファンとしてはこういった配信は嬉しい限りだろう。低性能ながらもファンを魅了したソフトは他にも多く、そういった他のMSXソフトについても配信の期待が高まるところだ。
（TechinsightJapan編集部　林　裕之）