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【飛鳥 銘の鑑定日記】「できた女」を考える

こんにちは 占い鑑定士の飛鳥 銘です。
私たちはよく「あの人は人間ができている」とか「彼は人間としてできていない」という言い方をします。
これを婚活に当てはめれば、求められているのは「いい女」でも「美人」でもなく「できた女」ということになります。今日は「できた女」とはどんな女性なのかについて考えてみたいと思います。

男性の都合だけで見れば、家事も育児もきっちりやって、おまけに稼いでくれる女のことかと思いますが、これだとどちらかといえば「便利な女」になってしまって、夫候補は喜ぶかもしれませんが、本人は幸せにはなれそうにありません。共稼ぎなら家事育児の分担は当然です。

結婚生活においては家庭を維持運営することが最優先されます。家庭もひとつの組織として考えれば、その運営に当たっては、理念とか理想とかいうものがある一方で、現実的な機能面での問題(収入が足りないとか、子どもの勉強をどうするかとか)を処理する必要もあります。

性別問わずできた人間というのは、この両極の間で適度なバランスを取れる才能がある人ということになります。

理想や理念という面に機能面を合わせようとすると、夢物語ばかり考えていて地に足が付いていないと言われますし、機能面ばかり重視すると情の無い人間と言われます。

「私たちの理想はこうだけど、現実にはこういう問題があるから、とりあえずこうしよう」というバランスがうまく取れていれば、家事が少々お粗末だろうと、収入が少なかろうと、美人でなかろうと、問題なく「できた女」「できた嫁」になれますし、少々年齢が高くても婚活勝者になれます。

いずれにしても、結婚しようとする人は家庭を持つということですから、夫婦あるいは子どもを加えた「私たち」という意識をいつも持っていることが大事です。これが日本的な意味における「できた人」になります。

「夫(の収入や地位)も子ども(の学校成績)も、アタシを輝かせるためにある」という発想でいると、どうしても態度に出てしまいますから、婚活も結婚生活もうまくいかなくなるでしょう。まず幸せな家族をイメージする習慣を付けるとよいですね。

どうぞ皆様、ステキな週末をお過ごしください。
(TechinsightJapan編集部 飛鳥 銘)