writer : techinsight

Windows7のシェアはどうなる?OS・ブラウザの利用状況 (2009年10月結果)

10月末にWindows7がリリースされ、今後のOSやブラウザのシェア動向は気になるところだ。2009年10月分のシェアが発表された。

株式会社サムライファクトリーは2009年10月度の「OS・ウェブブラウザー国内シェア調査」結果を発表した。
調査では、国内最大級のユーザー数を誇るアクセス解析ツール「忍者アクセス解析」を設置しているサイトへのアクセス状況を基に集計している。10月1日~31日の調査期間中に発生した「5億回以上」のユニークアクセスを集計した結果であるので、信頼性が高い。
OSでは、Vistaは先月よりも0.5%増の29.02%となっているが、未だXPのシェア(61.62%)の半分にも満たない。Windows7のシェアは0.38%と微々たるものだが、来月以降の急伸が見込まれる。
ブラウザでは、Firefox3は3%増の12.26%となっているが、未だIE全体のシェアは74.37%と高く、4人に3人が使っている状況だ。
なお、調査結果によるとWidows 98/Meユーザーも合わせて約1%存在しているが、これらのOSはマイクロソフトのサポートが終了しているため、セキュリティ上の問題が多く、ウイルス等に侵入され易い。これらのユーザーは早急にバージョンアップなどを検討した方が良いだろう。
(TechinsightJapan編集部 Yoshi Kato)