
結婚式の最大の山場と言えば、新郎新婦からの両親への花束贈呈だ。花束贈呈後はクライマックスの両親への手紙を読み上げるシーンへ。このスピーチで両親が涙して、自分も涙して、会場も涙するという光景はそれはもう感動ものだ。できればそんな感動シーンを自ら演出したい。
そんな演出をしたいのなら、やはり勝負はその「手紙の内容」だろう。できれば事前に誰かを「泣かす」練習でもできればベストだ。
株式会社ホットバックスが提供しているのは、両親への手紙の予行演習が出来てしまうタイピングゲーム。その名も「涙のスピーチ」。ウエディングとブライダルのポータルサイト『2story.net』にて提供中だ。
プレイヤーはまず新婦か新郎どちらかを選択し、ゲームをスタートさせる。ストーリーが展開し、両親へのスピーチのシーンへと物語は進んでいく。そして、ここからプレイヤーは合計8回スピーチの文章を思い思いにタイピングするのだ。タイピングした内容によって、新郎新婦の両親が泣いたり、無関心な表情を見せたりする。感動して泣かせられた場合、涙の量が数字で表示され、その合計数で感動の度合が評価されるというゲームだ。ちなみに実際ゲームをやってみたのだが、半分くらいは泣かすことが出来なかった。どれほど、スピーチが難しいかを思い知らされる結果となった。
今回、司会者歴15年の伊集院松子氏が、「涙のスピーチ」に過去ランクインしたスピーチの中から、感動のスピーチを約50スピーチを厳選し、スパイスの利いたコメントを添えて紹介したコンテンツ『伊集院松子の結婚式スピーチ文例集』を公開することとなった。これらの文例集を参考に、自分のスピーチ力を試してみてはいかがだろうか。
(TechinsightJapan編集部 Hayami)