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SOA対応電子帳票システムReport ViewerII Ver. 2.0を発売 キヤノン

キヤノンマーケティングジャパン株式会社は、電子帳票システム“Report ViewerII Ver. 2.0”を11月20日に発売する。
SOA対応となっており、複数の基幹システムから出力される帳票をデータと書類の一元管理で検索・保管することができる。

“Report ViewerII Ver. 2.0”はSOA対応により、帳票の確認業務に役立つ主要な機能をユーザー企業の基幹システムに組み込むことができる。
これにより、今まで電子帳票システムを別途起動する必要があった帳票の確認が、ユーザー企業の基幹システムからワンクリックで確実に実行できるようになり、作業の量とミスを削減できる。また、 “Report ViewerII Ver. 2.0”では業界の標準仕様でユーザー企業のシステムと接続するため、個別のシステム開発を最小限に抑え、低コスト、短納期での導入が可能である。

これまで、帳票の関連書類として作成したMicrosoft Word/Excel文書やPDF文書等は別途ファイルサーバーなどにセキュリティ環境を用意し、管理する必要があったが、“Report ViewerII Ver. 2.0”ではシステム内に文書を登録することが可能になり帳票データと文書ファイルを一元的に管理できる。各ファイルは5段階のアクセス権限の設定が可能で強固なセキュリティを実現する。

特に内部統制上、基幹システムの実データと帳票データの整合は極めて重視される事項であるため、システム的な整合性と強固なアクセス管理を併せ持つ、本ソリューションはコンプライアンス確保において大きく威力を発揮することが期待される。
(TechinsightJapan編集部 真田裕一)