スポーツの決定的瞬間や航空ショーなど動きの大きい被写体を撮影するときに欠かせないのが連写機能だ。市販のデジカメには搭載されていても、ケータイのカメラにはこれまで連写機能を持つものは存在しなかった。
しかし、ソフトバンクの新作「AQUOS SHOT 940SH」は、100枚連写機能を搭載したシャープ製のモデルだ。スポーツやイベント観戦がより身近なものになることが期待される。

同モデルは、有効画素数1,210万画素のCCDカメラを搭載。多くの光を取り込めるCCDならではの高感度、低ノイズの美しい描写を実現する高性能デジタルカメラケータイである。連続100枚の撮影を実現したスピード連写機能を搭載し、ゴルフやテニスのフォームチェックに最適である。
また、最大12メガの高画質画像できれいに撮影する「3連写」や、明るさを3段階変えて撮影する「ブラケット連写」も可能で、明るさ調整が難しい日差しの強い場面などでも、3枚の中から最適な写真を選ぶことができる。

カメラがあらかじめ登録した人の顔を認識してフォーカスを合わせる「個人検出機能」を搭載。最大5人まで同時に検出して、大切な人にフォーカスを合わせる。
また、登録されている人の顔を検出すると、ファインダーに名前やメモを表示する。さらに、あらかじめ登録した人を撮影すると、自動でおすすめのアルバムを作成する「おまかせアルバム」機能を搭載。「人物アルバム」や登録したスケジュールの予定期間中の写真を集める「イベントアルバム」など、簡単に思い出の写真が楽しめる。

「ケータイWi-Fi」に対応し、最大54Mbpsの高速通信や最大100MBの大容量ファイルのダウンロードが可能。高画質・高音質な映画やお笑いなどの動画から、新聞・雑誌までさまざまなコンテンツを快適に楽しめる。

その他、ワンセグやBluetoothも搭載し、通信機能とカメラ機能が大きく向上した、メディア端末と呼ぶのにふさわしいモデルとなっている。

2009年11月20日(金)より全国で発売される予定である。
（TechinsightJapan編集部　真田裕一）