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WindowsサーバーのDISK to DISKバックアップを可能にする「IBM Tivoli Storage Manager FastBack」

サーバーのバックアップには、通常磁気テープを使う。しかし、これが非常に時間がかかる上にテープメディアの管理も大変だ。
万が一3年前の不正経理が発覚して当時の処理ログをリストアするとなったら、大変な作業になる。そのため、バックアップはハードディスクからハードディスクへというDISK to DISK方式が徐々に採用されつつある。

理経が販売する「IBM Tivoli Storage Manager FastBack」(以下「TSM Fastback」)は、そうしたソリューションの一つである。

企業内では、Web、画像、電子メール、ワープロ・表計算などのOAファイルのいわゆる非構造化データが増加し、さらに法令や企業コンプライアンスも手伝って、バックアップやアーカイブすべきデータのライフサイクルの適切な管理・運用の必要性が高まっている。

しかし、その一方で、IT運用担当者は年々運用コストを削減することを課題とされ、コストに見合った最適なソリューションが求められている。

今回、新たにバックアップソリューションとしてラインアップされたTSM FastBackは、Windowsベースの環境下でDisk to Diskによるバックアップを行い、Disk to Tapeバックアップに比べ、バックアップの高速化・効率化を図ることができる。また、操作性が優れており、顧客による導入や運用が簡単で、早期に運用効果が得られる最適なソリューションである。

ブロックレベルの増分バックアップ機能や迅速な復旧を可能にするインスタント・リストア機能が用意されており、バックアップ時間の短縮が図れることにより、バックアップポリシーそのものを見直し、最適コストでのきめ細かなバックアップ作業が可能になる。

TSM FastBackライセンス(管理対象サーバプロセッサ単位の場合)の参考価格は、91,240円(税込)となる。
(TechinsightJapan編集部 真田裕一)