writer : techinsight

書類の読み取りから名刺管理まで Windows/Macハイブリッド対応スキャナScanSnap発売 PFU

株式会社PFUは、パーソナルドキュメントスキャナ ScanSnapシリーズに、デザインを一新し、ワンプッシュで書類のPDF化を強力に支援する「インテリジェント機能」を搭載したエントリーモデルの新製品「S1300」を、11月21日より販売開始する。
Windows/Macハイブリッド対応で、手軽に書類の電子化を進めることができる。

読み取った画像からインデックス情報を生成する「インテリジェント・インデックス機能」を搭載しており、水性蛍光ペンでマーキングした単語や文章をOCR処理し、PDFのキーワード情報へ自動で追加する機能を実装している。
OS搭載の検索機能を利用して、簡単にPDFを高速検索することができる。

「カラー」、「白黒」に「グレースケール」判別・出力を新たに追加した「カラー自動判別機能」を搭載。白黒設定では再現できなかった絵柄等がある白黒原稿も、グレースケール出力により、鮮明で高画質なPDFを生成する。

マーカーで囲った部分を自動認識し切り出してPDF 化できる「インテリジェント・クロッピング機能」を搭載しており、書類の必要部分のみを別のPDFファイルで保存ができ、書類保存の選択方法が拡がる。

たとえば、雑誌の記事の小さな囲みの部分だけをデジタル資料として残したい場合、その部分だけをマーキングしておけば、対応する箇所がPDFとして生成される。

視覚的・直感的な操作でドキュメント管理が可能なドキュメントファイリングソフトウェア「楽2ライブラリ パーソナル V5.0」を同梱したセットモデルをラインナップ。ScanSnapとともにドキュメントの保存から活用までを効率的に実施でき、オフィスの効率と生産性を上げることができる。

読み取った書類を「Microsoft Office」のWord/Excel/PowerPoint文書に変換できる連携機能を搭載。PDF化したオフィス書類の2次活用で、ビジネス文書の作成時間を大きく改善でき、オフィスの生産性がさらに向上する。

ビジネスユーザーの願いは一つなのである。紙の文書を電子化して分類整理し、変更付加なものは資料として残し、再利用、二次加工により新規資料を作り上げることができればよいのである。

本製品の機能ではないが、電子文書のダイレクトファックスシステムや名刺CRMなどと併用することで、対外的にも迅速かつ適切な対応が可能となるだろう。
(TechinsightJapan編集部 真田裕一)