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オリンパスイメージング、マイクロ一眼レフ「OLYMPUS PEN E-P2」を発売

コンデジとデジイチの両者の特長を融和させたレンズ交換式デジカメを、マイクロ一眼レフというジャンルとして提供しているオリンパスイメージングが最新機種「OLYMPUS PEN E-P2」を発売した。

同機種は、「マイクロフォーサーズシステム規格」の採用により、カメラ内部にミラーボックスを必要としないミラーレス構造となっている。

「フォーサーズシステム規格」と比べて、撮像センサーのサイズを変えずに、フランジバックを約1/2に短縮。一眼の高画質を犠牲にすることなく、大幅な小型化を実現している。

さらに、同社デジタル一眼カメラに搭載されている「アートフィルター」をさらに強化。従来の6種類のフィルターに、「ジオラマ」「クロスプロセス」の2種類を新たに追加。

これらのフィルターを選択することで、撮影者が意図したイメージをより際立たせたクリエイティブな写真表現を、誰もが手軽に楽しむことができる。

さらに、撮影時の臨場感を鮮やかに呼び覚ます新仕上がりモード「i-FINISH(アイフィニッシュ)」を搭載し、iAUTOがさらに進化した。ダイヤルをiAUTOに合わせると、仕上がりモードが自動的に「i-FINISH」に設定される。

iAUTOでは、カメラを被写体に向けるだけで、最適な撮影モード(ポートレート/風景/マクロ/スポーツ/夜景/夜景&人物)を判別、さらに「i-FINISH」によって被写体に初めて向き合った時に感じた、クリアで臨場感にあふれる感動的な画像を提供する。

ミラーレス構造で筐体の小型化を図りつつ、様々な機能付加により、デジタル一眼レフの性能に迫ろうとする新モデルである。

発売は12月上旬。価格はオープンとなっている。
(TechinsightJapan編集部 真田裕一)