writer : techinsight

カタカナ英語を補正する 一般向け英語発音矯正ソフト「AmiVoice CALL Lite -pronunciation-」アドバンスドメディア

英語がネイティブではない日本人が英語を発音すると、どうしてもカタカナ英語になってしまうのは仕方がない。しかし、できるだけネイティブの発音に近づけるのが、英語学習のキモである。
しかし、具体的にどこをどう直せばよいのか、アドバイスしてもらえる機会は少ない。そこでPCの音声認識技術を使って英語発音を矯正しようというソフトがアドバンスメディアの「AmiVoice CALL Lite -pronunciation-」だ。

「AmiVoice CALL Lite -pronunciation-」に搭載している発音評定技術は、日本人の話すカタカナ英語を自然に認識し、正しい英語発音との違いをピンポイントで指摘する。

例えば日本人が苦手としている「r」や「th」などの発音の良否を具体的に評定し、より正しい発音へと導くことが可能である。発音方法もアニメーションで学習できるので飽きることなく学習を継続することができる。

苦手な発音を統計的に把握し、発話の波形やグラフなどの視覚情報を表示することで、学習者は視覚的に自分の弱点が把握できるため、効率的な学習を可能とする。

さらに、目的に合わせた多彩なコンテンツ(練習文)を選べるので、実用英会話にも役立つ。

日本人が苦手とする発音を、聞き分ける力をつける「聞き分けリスニング練習」が可能である。「fall」「hall」のような単語の組み合わせから、再生された音声がどちらなのかを選択するという練習ができる。

発音評定で指摘された苦手な発音を、集中的に練習できるので、発音とシンクロしたアニメーションで舌や唇の動きが表示されるので、効果的な発音学習が可能である。

動作環境は次のとおりとなっており、現在の平均的なパソコンスペックなら問題なく動作する。

(1)対応OS:Windows 7/ Vista (SP2)/ XP (SP3)
(2)CPU:Pentium4 2GHz 以上
(3)CD-ROMドライブ:インストール時に必要
(4)必要HDD容量:500MB以上
(5)メモリ:512MB以上(7/Vista では1GB以上)
(6)ディスプレイ:XGA(1024×768)以上
(7)その他:サウンドボード、専用ヘッドセッドマイクロフォン

価格は16,800円(税込)となっている。

ネイティブスピーカーとの会話レッスンを通して身につけていくのも魅力的だろうが、ネイティブスピーカーは逆に日本語のネイティブではないので、どこが悪いのかを客観的に指摘することが難しいし、ましてや統計的に把握してはくれない。PCソフトを使って賢くネイティブ発音を目指したいものだ。
(TechinsightJapan編集部 真田裕一)