主演映画「サヨナライツカ」(イ・ジェハン監督)の完成報告会見に久々に登場した中山美穂。夫・辻仁成と長男との悠々自適なフランス生活にも板につき、セレブなイメージを確立している。そのミポリン、今作で大胆な濡れ場を披露するという事で話題だが、同世代の人々は若い彼女が過去ハチャメチャHドラマで見せたのおしりの割れ目や、中山の過激なセリフが頭にこびりついて離れない。そしてあのアブナイお友達との関係も自動的に思い出されるが・・・・。
過去10年のしっとりした彼女しか知らない人と違い、記者やアラフォー世代のミポリンに対するイメージはいつまで経っても映画『ビー・バップ・ハイスクール』。さらにそのアラフォーお懐かし“ローティーンの性”を扱ったドラマ『毎度おさわがせします』(TBS系木村一八主演)でのどかのセリフ「お前ホウケーだろ!」などが思い出される。
当時、中山と同じく高校生だった記者は、中学ではミポリンはすごい不良だったとウワサされていた。アイドルにはよくある事だ。
彼女がどんなにセレブに化けようとも、ぬぐえない過去のお友達。それはもちろん渦中の「酒井法子」。かつて酒井法子と仲が良かった工藤静香、工藤と仲の良かった中山美穂は、結婚前は酒井同様、サーフィンやボードなどのマリンスポーツにハマッていた。酒井と中山が一緒にいたという話は聞かなくとも、ウェットスーツに身を包んだ工藤静香と中山美穂を神奈川や千葉の海で見たというサーファーは多い。同年代で歌番組などの共演も多かった3人は、当時プライベートでも仲が良く、その後3人とも結婚して母親になったわけだが、実際中学時代は不良で当時の暴走族のアイドル的存在だった中山と工藤がセレブになって、育った家庭環境は悪かったが一番不良っぽくなかった酒井が転落したのには驚く。人生わからない。
「やっと遭えたね。」発言が話題となった中山の夫・辻仁成は、元ECHOES(エコーズ)のヴォーカリストから小説家に転向後、芥川賞を受賞し、フランスでも著作は多い。が、近年ではそれほどの作家なのか?という声もある。そしてなぜか今韓流スターにハマッていて、それがきっかけで「私の頭の中の消しゴム」のイ・ジェハン監督による「サヨナライツカ」にたどり着いたようである。
中山が出産とフランス生活に銘打って芸能界への復帰期間を置いたのは、酒井法子の「毒抜き期間」と一緒。中山は辻との結婚ですっかり人気を落としていたのだ。
そしてかつての勢いの無い夫の稼ぎでは、優雅なフランス生活は維持できず、中山本人も「サヨナライツカ」には女優としての再起を賭けている。数年ぶりに帰国し会見したミポリンだったが、酒井の事件と重なって実に「間」が悪かった。
(TechinsightJapan編集部 クリスタルたまき)