ジェイミー・オリバー。この名前を聞いたことのある日本人は、かなりのグルメ通かもしれない。歴史的にコックニー(下町)としても知られる地域出身、父親はパブのオーナーという庶民派アプローチで大ブレイクを果たしたシェフ、ジェイミー・オリバー。今や押しも押されぬセレブとなり、日本でも“裸のシェフ”として知られる。昨今では、ただの親しみやすいメニュー考案者としてだけではなく、セレブらしく様々な食育分野でも成功を収めている。その知識と功績を、今度はアメリカでも発揮しようと挑んだが、前途多難の様子である。
日本でも、彼自身がホストする料理番組を各衛星局が放映し、レシピ本にレストランの日本出店と、知る人も多い若手シェフ、ジェイミー。親しみ易い喋り口調にファッション、ポップなレシピと日本人にウケやすい容姿も特徴である。そんな、身近なキャラクターで人気を博す彼であるが、実のところ今ではセレブもセレブ、フレンドリーなキャラから一歩上を行こうと望んでいるのか、食育活動もご盛んである。
最近では、イギリスでの給食文化の概念覆したとも言われる。その知識を、今度はぜひ我々のために!と申し出たのは、アメリカ一肥満人口が多いといわれるウェストバージニア州ハンティントン。脅威の肥満人口を背景 に、状況打破を目指した新たなリアリティ番組が作成されたのだ。
しかし、期待とは裏腹に、撮影現場ではジェイミーのセレブリティな態度に非難集中だという。参加者は、口々に「なんだよあの偉っそうな態度は」と不満をもらしていたという。
そのセレブな活動目覚ましいジェイミーだが、密かに自身の“お身体”も確実に肥大化しているようだ。もともと体格の良いタイプではある彼だが、このまま行けば肥満のお仲間入りも間違いない。
(TechinsightJapan編集部 一平インディ)