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【飛鳥 銘の鑑定日記】え?何かしなきゃいけなかったの?

こんにちは 占い鑑定士の飛鳥 銘です。
先日の11月22日は「いい夫婦」の日で日曜日でしたので、結婚式の数がかなり多かったようです。
でも、もちろん、世の中いい夫婦ばかりというわけではなくて、とある離婚例でなんともトホホな例があったので紹介したいと思います。

一時期、問題になった熟年離婚は、長年連れ添った妻から突然離婚を切り出されるというパターンですが、これの根本原因は夫のほうが「自分が養ってやっているのだから妻が尽くすのは当然だ」と思い込んでいることにあります。

仕事に打ち込むことがイコール家庭を大事にすることだとしか考えていなかった夫は激しく動揺するわけです。

今回、私が聞いたのは逆のパターンで、結婚10年目くらいの中堅夫婦で、夫から妻に突然離婚を切り出したそうなのですが、その理由というのが、妻に向かって「アンタ、今まで俺に何してくれたんだ?」と告げたそうです。
妻はポカンとして「ご飯作ったけど??」と切り返し、夫側が呆れて、一緒に暮らしている意味がないから別れたいと言ったそうです。

妻のほうは、結婚して扶養に入ったのに、何かをしなければいけなかったとは夢にも思っていなかったようです。

夫にせよ妻にせよお互いに奉仕する心を忘れては夫婦は成り立ちません。現在の婚活狂想曲を見ていると、ほとんど女性の就職活動になっていて、そこには愛とか思いやりが欠けているようです。

逆に言えば、相手を思いやれる気持ちがある人は、婚活なんてしなくても男性からプロポーズされて結婚していきます。

婚活がブームになっているのは、男性が愛とか恋とかいったものを信じなくなったので、古典的な見合い・縁談を自主的に行おうという風潮になったからですが、愛の価値がなくなったわけではないですし、お互い「この人と一緒に人生を歩みたい」と思うことが結婚の基本です。

もうそろそろ、婚活を超えた男女の新しい関係を築いていく時期に来ていると私は思っています。それがどんな形の恋愛になるのかはわかりませんが、これから婚活市場に参入してくる若い世代が自ら作って行くであろうと信じています。

どうぞ皆様、ステキな週末をお過ごしください。
(TechinsightJapan編集部 飛鳥 銘)