今回の経済危機で多くの企業が出張費を抑制している。また、この冬は新型インフルエンザの流行も懸念されているため、従来の会議に代わり、インターネット経由で会議を行う「WEB会議システム」が注目されている。そんな中、新たに「固定料金」で「iPhone」から会議に参加できるシステムが構築された。

NJCネットコミュニケーションズ株式会社は、iPhoneとソフトバンクテレコム株式会社が提供する「おとくライン」を利用した通話料金固定の電話会議システムを社内に構築、テスト運用を開始した。このシステムを使えば、「外出先」から「iPhone経由」で「追加費用無し」で会議に参加できることになる。会議ではパワーポイントなどの資料画面を共有しながら議論でき、また、電話のように1対1でなく、複数の参加者が同時に参加できるので、より効果的な会議ができるだろう。
忙しいビジネスマンにとって、会議に参加するための移動時間や待ち時間は、年間で集計すると膨大な時間になる。どこからでも会議に参加できるメリットは大きい。
（TechinsightJapan編集部　Yoshi Kato）