いつの時代でも全米アイドルの宿命はコレでしょ、とおっしゃる方もあるかも知れない。『Sex and The City2』にもゲスト出演、乗りに乗っているマイリー・サイラス(16)が、“2009年の最もティーンに悪影響を及ぼすアイドル”に選ばれた。米国のウルサイ親たちがオカンムリなのだろうと思いきや、意外や意外…。
今回、“ティーンに最も悪影響を及ぼすアイドル”の調査を行ったのは、AOLの“JSYK.com (Just So You Know)”というサイト。5万人が参加したこのWEB投票において、マイリーはブリトニー・スピアーズやカニエ・ウェストを押しのけ、42%もの得票率でワースト1に選ばれてしまったのだ。
ショッキングなことにこう投票したのは、かつてマイリーをトップ・アイドルにのし上げてくれた世代だった。つまり現在の10代、20代の子たちが「マイリーはダメでしょ」と烙印を押したというのだ。
その理由として、20歳の下着モデル、ジャスティン・ガストンとの交際、東洋人を侮蔑した細いツリ目ポーズ写真の流出、ティーン・アワードでのポール・ダンス披露などなどが挙げられている。
もちろんマイリーの大ファンもいっぱいいる。だが好きな女性歌手に投票する部門では、彼女はなんと4位。話題のカントリー・シンガー、テイラー・スウィフト、ケイティー・ペリー、ビヨンセの下に位置してしまった。
16歳でどんどん大人びて行くマイリーの内面と、『ハンナ・モンタナ』のイメージをいまだに望むファンとの間にギャップが存在することは否めない。だが、ウルサイPTAばかりか同世代のかつてのファンたちの間で批判が始まったことは、マイリーも少なからずショックを受けているに違いない。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)