フィルムの撮影現場というのは、普段ビバリー・ヒルズ暮らしのセレブも映画監督も“トレーラー暮らし”のようなもの。手の込んでいない即席のようなランチや差し入れのファスト・フードを頬張り、その待遇はスタッフとそう変わらなかったりする。だがパリス・ヒルトンがそれに我慢できるワケがなかった。
ウィル・ファレル、マーク・ウォルバーグ、サミュエル・L・ジャクソン、エヴァ・メンデスといった豪華メンバーによるアクション・コメディの新作、『The Other Guys』にほんのちょっとだけ出演することが決まり、現在ニューヨークにいるパリス・ヒルトン。
しかし撮影のセットに入るにあたり、パリスからプロデューサーらにビックリするような条件が提示されたという現場からの情報を、「NYポスト」紙が伝えた。
「パリスの出番はほんのちょっと、いわゆるカメオ出演なんです。ところがパリスや側近らがセットにやって来て、3ページに渡る要望書をプロデューサーに渡しました。食事には新鮮なロブスターとグレイ・グース・ウォッカを用意するようにとね。たった1日、ほんの数時間の撮影のためにですよ。」
「もちろん全ての映画製作において、クランクインに際してはトラブル回避のために出演者からの要望書を受け付け、条件の擦り合わせをしておきます。ですが、数時間契約で出演をお願いしたカメオ出演者から、3ページもの要望書が出されたなんて話は聞いたことがありません。」
常に自分が一番大事というパリス、その割にはよくSFドラマ『スーパーナチュラル』に出演した際、斧でチョップを受け、パリスの首は血だらけで地面にゴロリンという残虐シーンにOKしたものだ。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)