ご存じの方も多いと思うが、大人気の『Sex And The City』の2作目の撮影がすでに始まっている。もちろん主役はサラ・ジェシカ・パーカー（44）扮するキャリー・ブラッドショーであるが、どうも今回は彼女らしい輝きを引き出すのに現場も苦労しているようだ。

実は6月22日、サラは代理母出産により、夫のマシュー・ブロデリックとの間に双子の女の赤ちゃんが授かっている。現在は、6歳の長男を含む3人の子の育児をマシューが担当、サラが映画の仕事に専念している状況だ。

撮影現場に詳しい人の情報では、シリーズ1作目より今回の方が厳しい空気が流れており、サラが思っていたより撮影はハード、日に14、15時間もセットにいることもあるという。

疲れて自宅に戻り、しかし可愛い子供たちの寝顔にしばらく見とれ、サラの睡眠時間はかなり少なくなっていると思われるが、もともと華奢な体型のサラの肌には疲れが見て取れ、化粧ノリも1作目に比べて悪いとのこと。

そんな中、やはり事態をもっと憂慮すべきだと米紙「New York Daily News」は報じた。緊張が高まり過ぎた先週、サラは美容サロンで「3人の子育てに、マシューがもう限界だと言うの。私が全然子育てに関われなくて、そのことについても心配しているみたいで…」と語ると、泣き出してしまったという。

サラに近い人はしかし、長男ジェームズ君の学校の迎えは必ず彼女が行っていると話し、お別れやお休みのキスも欠かさない、大変頑張り屋のママであるとサラを称える。

いやはや、大変そうである。精神的には、生後3か月の双子の成長を毎日見守ることが出来ない寂しさや後ろめたさもあろうし、夜泣きされて睡眠不足では、やはり撮影の仕事に影響が出てしまうであろう。

だが、彼女の輝きなしにこの映画は完成しない。もう少しすると、キャリーの青春時代を演じるために16歳のアイドル、マイリー・サイラスがピッチピチの元気を引っさげてセットにやって来る。あと数か月の辛抱、マイリーの元気をもらいながらサラもどうか踏ん張って欲しい。
（TechinsightJapan編集部　Joy横手）