世界を相手に大きな大会で長年闘って来た経験から、根性と忍耐力と洞察力は人一倍、そんな超一流スポーツ・マン同士の熟年再婚は、実にあっけない幕引きを迎えてしまった。不倫の末に結ばれたと噂されたクリス・エバートとグレッグ・ノーマンが、たった15カ月でその結婚生活に終止符を打っていたことが分かった。
クリス・エバートとグレッグ・ノーマンはともに54歳、テニス、ゴルフと世界は違うが、ともに世界の大舞台で幾度もチャンピオンに輝いた大スター同士である。
二人は、2007年12月に婚約、2008年6月28日、バハマの美しい夕日を眺めながら人生の残りの日々を共に過ごそうと誓った。特にノーマンは二人の結婚生活に満足しており、「毎朝彼女にコーヒーを入れてあげる、そんな瞬間すら楽しい」と幸せを語っていた。
エバートは前々夫のジョン・ロイドとは8年間、そして前夫のアンディ・ミルとは18年間の結婚生活で3人の息子を生んでいる。ノーマンは前妻ローラ・アンドラッシーさんとの間に2人の子供に恵まれたが、結婚26年目にして離婚。不倫が疑われたエバートとは離婚後たった3か月で婚約を発表し、世間をビックリさせた。
米芸能誌「People」によると、エバートの代理人タミー・スターさんは2日、二人の離婚を認めた上で「二人、そしてそれぞれの子供たちは、離ればなれになってもこれからも交流を続けていくということです。」と語った。
彼らは豪邸に暮らし、それぞれの子供を含めた7人のファミリーを築いたが、ノーマンのローラ元夫人との離婚に関して、解釈の違いや埋めがたい溝が存在していたという見方もあるようだ。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)