ニコラス・ケイジと言えば、コッポラ一族が生んだ超おぼっちゃま俳優。超高級住宅街であるLAベル・エアー地区に暮らし、高級スポーツカーやアメコミお宝品を集め、不動産物件の転売が大好きだと言われて来た。だが最近どうも彼の財政事情が怪しいとする情報が目立つ。そのような中、銀行から受けた融資への返済も滞っていたことが分かった。
ケイジについては、2007年分の所得税620万ドルが未納であり、2008年分についても納付の催促を受けていることが最近発覚していたが、持ち前のコレクター魂と浪費癖は治まらず、税の滞納は増えるばかり。
金策として彼は、ニューヨークをはじめとする東海岸各地に所有していた不動産を売却した他、自宅として長く使っていたLAベル・エアーの豪邸まで競売にかけた。希望売却額は約30億円だが、このご時世ではそこまでの値は付かないと不動産業界関係者も苦笑している。
そして今回発覚したのは、カリフォルニアに本拠地を置く銀行である、「East West Bank」から受けた融資への返済の滞り。ケイジが2007年8月に組んだ約2億円のローンについて、2009年5月以降返済がなされていないため、銀行側としては裁判も辞さない構えであるという。
同銀行によれば、ケイジが約束した返済額は毎月11590ドル。日本円で考えると、毎月100万円の返済額が支払えない状況にあるということ。ケイジの金満ライフもここまでか…!?
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)