2004年のクリスマスに大ヒットを放ったファミリー･コメディ映画『Meet the Fockers.（邦題/ミート・ザ・ペアランツ2）』。ここには、ミュージカル・スターでもあり女優でもあるバーブラ・ストライザンド（67）がセックス・セラピストを仕事とする母親役で登場しているが…!?

何といってもこの映画、キャストがすごすぎると話題になった。主役はベン・スティラーというコメディ・ドラマだが、デ・ニーロ、ストライザンドの他にダスティン・ホフマンまでが登場している。結婚の許可が欲しい若いカップルを見守るそれぞれの親が、ハチャメチャな交流を展開させていくコメディである。

ここでストライザンドは、花婿となる息子グレッグの母でサイケデリックなセックス・セラピスト、ロザリンを演じ、一方のデ・ニーロは、花嫁となるパメラの父でCIA上がりのジャックを演じている。

ロザリンは気難しく猜疑心の強いジャックを、何とかリラックスした人間にさせたいと努めるが、ある時、彼をうつぶせに寝かせてその背中にまたがり、上半身をマッサージをしてあげるシーンがある。

ストライザンドはこの度、イギリスの人気トーク番組『Friday Night With Jonathan Ross』に登場し、そのマッサージ・シーンについて、ちょっとした出来事があったと初めて告白した。

「デ・ニーロ扮するジャックが、“もっと強く揉んでくれ”ってウルサいのよ。気が付いたら私は左右とも親指を捻挫していたわ。仕方無くコーチゾンの入った注射を指にブスッと。散々だったわよ。」

自分にまたがってくれた共演女優に、何年経った後でも「あの人ったらそりゃもう硬くて…」と思い出してもらえるデ・ニーロ、すごいなぁ…。
（TechinsightJapan編集部　Joy横手）