writer : techinsight

平均差は10歳。「やっぱり安定」。年上男性に照準を合わせ始めた女たち。

中年男性に朗報?!だ。年上の男性を結婚相手に…と考えている女性が急増しているらしい。

会員制の結婚相談所「marriage clubアルパ青山」を運営する株式会社アルパは未婚女性を対象に「結婚に関するアンケート」を実施した。それによると、結婚相手に求める年齢はいずれの世代も年上が多いことが明らかになった。

調査は今年7月末から8月頭にかけて、20代から40代の女性154名を対象に実施された。「女性の結婚相手に求める希望年齢」を尋ねたところ、その平均は20代では9歳上となり、30代は8歳上、40代は5歳上と、全ての世代で年上を望む人の方が多い結果となった。特に20代では平均が9歳上ということなので、概ね30代の男性を結婚のターゲットに考えているということが言える。

そして、調査を行った結婚相談所「marriage clubアルパ青山」において結婚したカップルを調査したところ、興味深い結果も明らかになった。5年前は年齢差が0~5歳が60%と最も多く、次いで多かったのが6~10歳の25%となっていた。それに対して現在は年齢差0~5歳が39%と大幅に減少し、11~15歳が38%と大幅に増えていることがわかった。

5年前の「marriage clubアルパ青山」における結婚カップルの年の差は、11歳以上が15%、平均5歳差であったのに対し、現在では年の差11歳以上が46%と半数近くにのぼり、平均差は10歳となっている。大幅な年の差での結婚が増えている実態が明らかになった。

これについて株式会社アルパでは、「近年の不況により20代、30代の女性は仕事におけるキャリアアップよりも結婚を望んでおり、収入が安定している10歳上の40代50代の男性を結婚相手として求めている傾向がある」と分析している。また、20代や30代の男性が結婚に対して慎重になっていることも年の差婚が増える理由となっているようだ。

なお、調査を行った株式会社アルパの運営する会員制の結婚相談所「marriage club アルパ青山」では、男女の相手紹介から結婚までを入念にサポートすべく、会員以外の人も参加できるお見合いパーティーを開催する。詳細は株式会社アルパのホームペ-ジへ。
(TechinsightJapan編集部 鈴木亮介)