writer : techinsight

特許情報から有能な発明家を探り出す「発明者分析ツール」を開発 パテント・リザルト

特定の技術分野において秀でた発明家を探し出すことはできないだろうか。まさか発明家を公募するわけにもいかない。自社育成をすることも難しい。
そうなると、すでに出願されているパテント情報を元に、有能な発明家を探り出すソリューションがあればよい。特許分析ツール『Biz Cruncher』を提供するパテント・リザルトは、今般、特許情報からキーマンを探る「発明者分析ツール」を開発し、新機能としてリリースした。

パテントスコア(特許出願後の経過情報などをもとに、個別特許の注目度を指数化した指標)を用いた評価を行っているため、特定の企業や技術分野において、注目度の高い特許を出願している重要人物を特定することができる。

競合企業の動向や、注目の技術分野におけるトレンドをとらえるのに有効である。

最初の出願年も表示されるので、特定の技術分野や企業内における各発明者のキャリアの長さが把握できる。

個々の発明者を選択すると、画面左側に特許リストがパテントスコアの高い順に表示されるので、各発明者が出願した公報を注目度の高い特許から順番に確認することができる。

パテントスコアによる評価では、
 ◆「出願人の権利化への意欲」(早期審査請求、国際出願など)
 ◆「先行技術としての審査官からの認知度」(拒絶理由通知に引用された回数など)
 ◆「競合他者からの注目度」(無効審判、異議申立の有無など)
 の3つの観点から、調査対象の特許の注目が算出されており、出願人による権利化への意欲が高い特許や、審査官や競合他社から注目される特許ほどパテントスコアによる評価結果が高くなる。

画面表示イメージは次のとおりだ。


この画面でわかるとおり、上へ行くほど注目度の高い特許リストが表示され、それに対応する発明者の名前とスコアがプロットされる。

この新機能は2009年10月30日からリリースされている。
(TechinsightJapan編集部 真田裕一)