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日立 Bladesymphony最新モデルで「Windows Server 2008 R2」「Windows7」プレインストール版を発売

日立の主力サーバ製品Bladesymphonyの最新モデルで「Windows Server 2008 R2」「Windows7」プレインストール版を発売した。サーバ集約とクライアントブレード化を同時に進めることができる製品となっている。

ブレードサーバである統合サービスプラットフォーム「BladeSymphony」ならびにPCサーバである日立アドバンストサーバ「HA8000シリーズ」において、「Windows Server 2008 R2」をプレインストールしたモデルを製品化した。

マイクロソフトの最新サーバOSと、日立のプラットフォームとの組み合わせにより、企業のITリソース管理や制御をさらに強化し、コスト削減や作業効率の向上を実現する。

「BladeSymphony」において標準搭載している日立独自のサーバ仮想化機構Virtageによる仮想化環境においても、「Windows Server 2008 R2」を利用できる。これにより、最新OSの新機能を導入した環境においても、CPUリソースの効率的利用や省電力運用を高信頼に実現する仮想化環境を活用することができる。

ブレード型PCであるクライアントブレード「FLORA bd500」において、「Windows 7」をプレインストールしたモデルを製品化した。「Windows 7」では、従来のOSから基本機能やパフォーマンスなど操作性を向上しており、これらの機能を「FLORA bd500」による高い集約性と柔軟なクライアント統合環境において活用できることで、さらなるユーザーの生産性の向上と、システム管理のTCO(Total Cost of Ownership)削減が図れます。

同モデルの採用によって、分散したWindowsサーバを最新OSにバージョンアップしながら仮想化集約し、グリーンITを推進するととともに、クライアント環境を最新OS Windows7にバージョンアップしながら集中管理に移行し、メンテナンス等に要するコスト及び手間を軽減する。これらのシナジーによって、大きなTCO削減効果が得られるものである。
(TechinsightJapan編集部 真田裕一)