世界的不況による企業のコスト削減の動きは、出張会議の自粛を促し、また新型インフルエンザによるパンデミック対策などの必要性から、ネット会議の導入が注目されている。
そんな中、新日鉄ソリューションズ株式会社は、自社のクラウド・コンピューティング ITインフラサービス“absonne”(アブソンヌ)上に株式会社ブイキューブが保有するWeb会議ソフトを搭載したクラウド型Web会議サービス『nice to meet you @absonne』(ナイストゥーミーチューアット アブソンヌ)の提供を、2009年11月4日より開始する。
ITのユーティリティ的活用とグリーンITを実現する“absonne/アブソンヌ”上の『nice to meet you @absonne』は、クラウドサービスの利点を生かし迅速なサービスインが可能であり、また情報セキュリティマネジメントの標準規格である「ISO27001」の認証を得たデータセンター上にサーバーを置いているため、高いセキュリティを確保できる。
さらに”absonne/アブソンヌ” 上に他社情報系アプリケーションを順次搭載していくことを現在予定しており、その際には他社のアプリケーションとの連携も容易になる。
Web会議を導入する前に行うべきことは、まず定例となっている会議の「棚卸し」である。ほとんど顔合わせが目的となっているだけの会議や、会議後の雑談や懇親会でホンネの打ち合わせが進行するような会議は、会議のあり方を抜本的に見直す必要がある。
その上で、社内SNSやグループウェアコラボの活用を進めつつ、どうしても一堂に会して打ち合わせをする必要のある会議について、あるものはリアル会議を続行し、そしてあるものはWeb会議に移行するといった交通整理が必要となる。
クラウド型Web会議サービス『nice to meet you @absonne』は月額基本料金79,900円(税抜)から利用可能であり、Web会議に留まらずWebセミナーや外部への映像配信等、機能も豊富である。更に本サービスを活用することで削減できたCO2排出量や交通費を数値で「見える化」できる「ECOメーター」機能を有している。
(TechinsightJapan編集部 真田裕一)