writer : techinsight

デル、Windows 7搭載のCULV搭載ノートPCなど発売

Windows7搭載パソコンリリースラッシュの中にあって、あまり動きのなかったデルだが、パッケージ発売と同時に、新モデルラインナップのアナウンスがあった。
個人向けパソコンの新製品として、全モデルでWindows 7を搭載したノートノートパソコンを2機種、液晶一体型のデスクトップデスクトップパソコンを1機種を発表した。

ノートPCのInspiron 13zは、最新のWindows 7 Home Premium 64ビット版を標準搭載。最薄部17.2mm、重量約1.79kgのスリムな筐体に、16:9比、WXGA(1366×768)解像度の13.3インチ TFT TrueLife 光沢液晶ディスプレイを搭載
プロセッサーは、超低電圧版のインテル Core 2 DuoプロセッサーSU9400、またはインテル Core 2 SoloプロセッサーSU3500から選択可能となっているが、ここは迷わずCore2Duoを選ぶべきだろう。

オプションで高性能グラフィックカードNVIDIA GeForce G105M 512MBが選択可能で、スリムな筐体ながら十分なパフォーマンスを提供

DDR3 SDRAMメモリは最大6GBまで、ストレージは最大500GBまで拡張可能
バッテリーパワーは、オプションの大容量8セルバッテリで最大約11時間を超えるバッテリ駆動時間を実現し、外出先でも安心して使用可能な仕様となっている。

ボードPCのStudio17は、Windows 7 Home Premium/Professional/Ultimate 64ビット版を搭載。4GB以上のメモリをフルに使用でき、複数のアプリケーションも余裕の処理。メモリは4GB、6GB、8GB DDR3-SDRAMメモリから選択可能

映画鑑賞に最適な16:9比の大画面17.3インチ液晶ディスプレイを採用。フルHD (1920×1080)解像度で先進のRGB LEDバックライト搭載のTFT TrueLife液晶ディスプレイ、または、WXGA+(1600×900)解像度でホワイトLEDバックライトのTFT TrueLife液晶ディスプレイから選択可能

インテル Core 2 Duoプロセッサー T9900などによる高い処理能力に加え、高性能グラフィックカード(ATI Mobility Radeon(TM) HD 4570 512MB、ATI Mobility Radeon HD 4650 1GB)が選択可能で、映像処理やゲームなどに満足なパフォーマンスを提供

ストレージの選択肢は多く、最大1TBのSATA HDD(5400回転)のほか、高速な128/256GB SSD、様々な使い方に対応するSSDとHDD(7200回転)のコンビネーション(128GB SSD + 320GB SATA HDD /256GB SSD + 500GB SATA HDD)から選択可能となっている。

ストレージの性能は、システムのパフォーマンスに大きく影響するものであるため、システムドライブをSSDとして、データドライブをSATAとするのが理想ではある。ただ、外付けで調達するのであれば、内蔵ドライブはSSDだけにとどめておくのも方策の一つではある。

なお、本日同時にWindows 7のマルチタッチ機能に対応した液晶モニタの新製品「SX2210T」を同時に発表した。Studio17と組み合わせて使うのも面白いだろう。
(TechinsightJapan編集部 真田裕一)