Windows7は、一般的パーソナルユースならCPUが少々頼りなくてもメモリさえ潤沢に搭載していればそこそこ快適に動作する。そうした状況においてノートPCにおけるバッテリー持続時間の確保のニーズから低電圧プロセッサの需要が増えて、Celeronプロセッサに64ビットWindowsを搭載するというようなモデルが登場してきている。
そうしたモデルの一つが、ASUSのPC「ULシリーズ」だ。
今回発表されるモデルのラインナップは、12.1型ワイド画面の「UL20A」と14.0型ワイド画面の「UL80AG」である。「UL80AG」にはCPUとOfficeソフト搭載による違いで3モデルがある。
どのモデルも薄型軽量ソリッドなアルミニウムボディーに外出時も安心なスタミナを兼ね備え、OSは「Windows 7 Home Premium 64ビット 正規版」を採用したスタイリッシュなモバイルノートパソコンである。
UL20A-2X044Vには、インテル Celeron プロセッサー SU2300 メインメモリに2GB(空きスロット×1)/最大4GBを確保しており、液晶ディスプレイに12.1型ワイドTFTカラー液晶 LEDバックライトを採用。表示解像度は1,366×768ドット(WXGA)となっており、エクセルなどのビジネスユースにも活躍できる。
ハードディスクドライブは320GB、バッテリー駆動時間は最長約7.4時間となっている。
「UL80AG」は、薄型でソリッドなアルミニウムボディーに14型ワイド画面+光学ドライブを搭載したプライベートからビジネスまでこなせるモバイルノートパソコンである。搭載プロセッサーとOfficeソフト搭載の違いで3モデルがラインナップされ、インテル Celeron プロセッサー SU2300が搭載されたモデル(UL80AG-WX010V)、インテル Celeron プロセッサー SU2300+Microsoft Office Personal 2007が搭載されたモデル(UL80AG-WX010VS)、インテル Core 2 Duo プロセッサー SU9400+Microsoft Office Personal 2007が搭載された、よりハイパフォーマンスなモデル(UL80AG-WX001VS)がある。バッテリー駆動はインテル Celeron プロセッサー SU2300搭載モデルが最長約9.5時間、インテル Core2 Duo プロセッサー SU9400搭載モデルが最長約11.4時間のスタミナを実現した。
価格はエントリモデルのUL20A(UL20A-2X044V)が59,800円、最上位のUL80AG(インテル Core2 Duo プロセッサーSU9400+Office搭載モデル/UL80AG-WX001VS)が129,800円となっている。
(TechinsightJapan編集部 真田裕一)