ハイビジョン初期の地デジ未対応機種を使っているユーザーが、そのままハイビジョン対応で地デジが見られる専用チューナーがバッファローから発売される。併せて従来型エントリーモデルの地デジチューナーも発売される。

「DTV-H300」は、地デジ未対応のハイビジョン対応アナログテレビなどで地デジ放送をハイビジョン画質で楽しむことができる、ハイビジョン対応地デジチューナーである。
D3/D4出力に対応したD端子を搭載しているので、D3/D4入力に対応したテレビに接続して、高画質なハイビジョン画質で地デジを楽しむことができる。「まだ映るのに買い換えるのはもったいない」比較的新しいハイビジョン対応の大型テレビで地デジ放送を見るのに最適である。

また、D端子のほかS端子・コンポジット映像端子も搭載しているので外部入力を備えたアナログテレビでも、標準画質で地デジ放送を見ることができる。

「DTV-S100」は、手持ちのアナログテレビに接続して地デジを楽しむことができる、簡易型地デジチューナーである。コンポジット映像出力とアナログステレオ出力を備え、映像・音声ケーブルでコンポジット映像入力（黄の端子）およびアナログステレオ入力（赤・白の端子）のあるアナログテレビと接続して、標準画質で地デジを見ることができる。

両機種共通で、地デジの特長である信号の劣化やゴーストのない高画質な映像を視聴できるほか、字幕放送にも対応。簡易番組表の表示も可能である。また、付属のリモコンで、国内で販売されている16社のテレビの基本操作（電源や音量調整など）が可能、ひとつのリモコンで、チューナーとテレビの両方を操作することができる。

現在使っているアナログテレビを使い続ける場合や、2台目・3台目のアナログテレビを地デジ対応にしたい場合など、手軽に導入することができる。
（TechinsightJapan編集部　真田裕一）