新型インフルエンザ・パンデミック時の事業継続計画策定、育児休暇取得社員の会社復帰支援、交通渋滞の緩和など、在宅勤務環境の構築はメリットが多い。オンタイムとオフタイムの切り替えが曖昧になるという批判もあるが、適切な社内統治と社員の自己管理があれば、これからの普及が十分に見込まれる分野である。
そうした在宅勤務環境の構築について、株式会社CSK Winテクノロジは、「Microsoft Business Productivity Online Suite(BPOS)」を活用し、自宅PCからネットワークを経由して、オフィスと変わらない作業環境で業務が行える在宅勤務環境の構築支援サービスを提供開始する。
マイクロソフトのBPOSは、自宅に居ながらオフィスと同様の業務を可能にする、在宅勤務環境の構築を支援する。BPOSを活用することにより、最短で、導入した当日から従業員が自宅PCからWeb会議に参加したり、自宅PCの在席状況を上司が会社から確認したりすることができる。
さらに、社内システムへの安全な接続や円滑なコミュニケーション環境が構築されていることを前提に、各自のオフィスPCにアクセスし、会社と同じ作業環境の利用が可能となる。
また、システム管理者が新規にサーバー構築や1台1台のPCに設定作業を行う必要がないため、最小限の管理作業で運用開始が可能である。
従業員は、リモートデスクトップを利用して自宅からインターネット回線で会社の業務用PCにアクセスし、会社と同じ作業環境を自宅で利用できる。また、BPOS に含まれる「Microsoft Office Live Meeting」によるWeb 会議や、「Microsoft Office Communications Online」によるプレゼンス(在席確認)機能で、日常業務に不可欠なメンバーとの情報共有をリアルタイムに行うことが可能となっている。
現在も感染が拡大しつつある新型インフルエンザに、社員の大半が感染した場合、いかにして業務を維持するか、差し迫った問題としてはいかに短時間で在宅勤務環境を構築するかである。そのときに、最短で導入当日からすぐに使える本ソリューションも有効な選択肢として検討に値しよう。
「在宅勤務支援ソリューション」の予定価格は、基本サービス価格:198,000円(税抜)からとなっている。
(TechinsightJapan編集部 真田裕一)