現在、プレゼンを行うための必須ツールといえば、ノートパソコンとプロジェクタである。しかし、普段事務用に使っている重たいノートパソコンを抱えてプレゼン先に出向くのはなかなかに大変である。もっと携帯性の高いデバイスにパワーポイントファイルを格納して持って行ければ便利だ。
そんなニーズに応えるべく、近年、ビジネス分野での導入も進んできたiPhoneにパワーポイントファイルを格納して、プロジェクタに接続できるアプリがサイバーウェアの提供する「即プレゼン」である。
「即プレゼン」はPDFに加え、プレゼンテーションツールとしてスタンダードなMicrosoft PowerPoint2003(.ppt)のファイルをそのまま表示することができ、iPhone/iPod touchをプロジェクターや大型モニタとコンポジットAVケーブルで接続して、iPhone内に保存されたPDFやPowerPointのスライドをスクリーンに表示し、スライドを操作することができる。
タッチ操作と加速度センサーを利用したバーチャルレーザーポインター機能を搭載しているので、プロジェクターへ出力したスライド上に点・矢印・線を表示することができる。
iPhoneを傾けたり、スライド上で指したいポイントをタッチ操作することで、直感的且つ正確なポインティングを行うことができる。
PowerPointスライドをスクリーンへ表示中、同時に手元のiPhone/iPod touch上ではPowerPointのノートを表示することができ、手元でスライドのノートが確認できるので、視線移動の少ないプレゼンテーションを行うことができる。
ノートパソコンでのスライド操作だと、ページめくり程度しか行えないが、iPhone/iPod Touchの多彩なポインティング操作を有効利用することで、直感的なプレゼンが可能になる。
「即プレゼン」の通常価格は1,200円であるが、2009年10月25日まで期間限定セール価格として900円で提供される。
(TechinsightJapan編集部 真田裕一)