ロジテックは、最大WXGA+(1440×900)のマルチディスプレイ環境を実現できる外付型USBマルチディスプレイアダプタ「LDE-SX015U」を、10月中旬より新発売する。
「LDE-SX015U」は、メインディスプレイに加え、もう1台のサブディスプレイを追加し、1台のパソコンで2台のディスプレイの表示空間を同時に利用できる「マルチディスプレイ」環境を実現するUSBアダプタである。
マルチディスプレイを利用すると、メインディスプレイとサブディスプレイで別々のアプリケーションを表示して効率よく作業したり、画像処理ソフトでは、ツールパレットをサブディスプレイにまとめて表示し、メインディスプレイの作業領域を広く使うといった使い方ができる。
DisplayLink社のチップを採用し解像度は最大WXGA+(1440×900)まで対応している。
OSは Windows(R) 2000 SP4以降、Windows XP SP2以降(32bit版)、Windows Vista(R) 32/64bit版や、Mac OS X(10.4.11以降、Intel Macのみ)、およびマイクロソフト社の次世代OS Windows7にも対応する。
パソコンのUSBポートに接続するタイプなので、PC本体の空きスロットにグラフィックスカードを増設するよりも、手軽にマルチディスプレイ環境を構築できる。「マルチディスプレイ」と「ミラーリング」の2つのモードを搭載し、簡単に切り替えることができる。「ミラーリング」では、サブディスプレイに1台目のディスプレイと同じ画面を表示することができ、プロジェクターを使ったプレゼンテーションなどに最適である。
たとえば、ディスプレイを買い替えたときに、それまで使っていた古いディスプレイは処分しないで、本製品を利用してそのままサブディスプレイとして活躍してもらうことで、より快適な作業空間が手に入る。
標準価格は¥7,500(税別) 発売は10月中旬を予定している。
(TechinsightJapan編集部 真田裕一)