日本ヒューレット・パッカード株式会社は、個人向けミニノートPC「HP Mini 110」のスペシャルエディションとして、オランダ出身の著名デザイナー、Tord Boontje(トード・ボーンチェ)がデザインを手がけたHP Miniデザイナーズ・コレクション「HP Mini 110 by Studio Tord Boontje(以下HP Mini 110 by STB)」を発表した。

スペックは、一般的なネットブックの水準を満たしているが、特徴的なのはデザイン性である。

ベースとなる「HP Mini 110」は、市場で人気商品となったミニノートPCに寄せられたユーザーの声に応え、「HP Mini 110」より高精細(1366×768)な10.1インチワイドディスプレイを新たに搭載(量販店モデルのみ)し、Web閲覧や表計算ソフトなどでの使いやすさがより向上した。

また本製品はWindows XP Home Edition搭載モデルと最新OSであるWindows 7 Starterを搭載したモデルを用意している。

スペックは次のとおりだ。
10.1インチワイド液晶ディスプレイ(HP Directplusモデルは解像度1024×600、量販店モデルは1366×768)、インテル(R) Atom(R) N280プロセッサー(1.6GHz)、1GB DDR2 SO-DIMM、10/100 LAN、802.11b/g 無線LAN、Bluetooth(R)2.1+EDR、Webカメラ

特に女性に訴求しそうなモデルである。低価格ネットブックはとかく機能性重視の無骨なデザインとなっており、女性が日常的に携帯するには不向きなものが多い中、デザイン性に富んだ本モデルは、注目を集めそうである。
（TechinsightJapan編集部　真田裕一）