デルは、低価格・低電圧プロセッサIntel Celeron743を搭載した軽量モバイルノートPCを発表した。Windows Vista搭載モデルで、Windows7へのアップグレードに対応した個人向けノートである。
「Inspiron 11z」は、11.6インチ液晶ディスプレイを搭載したモバイルノートパソコンである。薄型・軽量、コンパクトなボディというミニノートパソコンが備える携帯性はそのままに、超低電圧版のインテル Celeron プロセッサーを採用し、メモリは最大4GBまで、HDDは最大500GBまで選択可能など、スタンダードなノートパソコン並みのパフォーマンスを備えているのが特長だ。
さらに、動画視聴に適した16:9画面比の液晶ディスプレイやHDMIポートの採用によるエンターテイメント性能、キーピッチ17.5mmのフルサイズに近いキーボードによる高い操作性など、モバイルノートパソコンに必要な機能を十分に盛り込みながら、69,800円というリーズナブルな価格を実現している。
WXGA解像度(1366×768)の11.6インチ光沢液晶(WLED)を採用。映画などのマルチメディア・コンテンツの視聴に有利な16:9アスペクト比を実現している。
長時間の使用にも有利なキーピッチ17.5mmのフルサイズ並みのキーボードにより、快適な入力環境を実現。タッチパッドはマルチタッチ・ジェスチャーに対応。
スタンダードなノートパソコン同様に、2GBメモリ(最大4GBまで)が搭載可能なほか、HDDも160GBから大容量な500GBを選択可能で、音楽や画像、動画データの保存に対応している。
重量1.39kg(3セル搭載時)、292(W)×214(D)×23.5-25.8(H)mmの軽量・薄型ボディを実現しており、携帯性はネットブックに匹敵するだろう。
トップカバーはユーザーの個性に合わせた7色(オブシディアン・ブラック、アルパイン・ホワイト、チェリー・レッド、プリティ・ピンク、アイス・ブルー、ジェイド・グリーン、パッション・パープル)から選択可能だ。
自宅でのメインマシンとしても十分に活躍できる期待のモデルである。
(TechinsightJapan編集部 真田裕一)