27日の「スパイスTVどーも☆キニナル!」(フジテレビ)では、26日の酒井被告の初公判についてスポーツ新聞などをとりあげながら約20分間、冒頭で報道した。芸能レポーターの前田忠明によると、初公判が行われた10月26日は、「タレント・酒井法子」にとって特別な日だそうだ。
「皮肉なことに、24年前のちょうど10月26日は偶然にも、酒井法子が初めて某オーディションを受けて、スターになる1歩を踏み出した日。」と前田忠明。そのオーディションでは合格しなかったが、そのときサンミュージックの相澤正久副社長が彼女を発掘したとのこと。薬物を体から排出する時間稼ぎのため逃走していた酒井を、相澤副社長は心底心配して捜索願まで出した。裏切られた思いから怒り心頭となっても当然だろうが、情状証人として出廷した相澤副社長の気持ちは推し量れない。相澤副社長の情の厚さは酒井被告にとって救いであろう。
それに対して、出演者のコメントは概ね辛口であった。
メインMCの林家正蔵は「かなりシュミレーションをして公判に臨んだのではないか。更生や反省という言葉は出るが、逃亡や携帯を捨てた行動から見ると、本心はそこにあるのかなと思ってしまう」とコメント。
「高相被告の態度があまりにもダメダメなのに対して、酒井被告はあまりにも手をうってきたようだ」とも述べた。
今回の件で、介護という仕事が注目を浴びることも考えられるが、メッセンジャー黒田有は「実際に介護の仕事をしている人が、『そんな簡単な仕事ではない。人の命を預かるわけで自分の意志も強くなければならない。軽く言わないでほしい』と言っているのを聞いた。」と、ある介護従事者の気持ちを代弁。こちらでも諸手をあげて歓迎とはいかないようだ。
さらにトークは今後の酒井被告の金銭面を心配する内容に。
薬物根絶、高相被告との離婚、介護の勉強、金銭面、あるいは芸能界復帰・・・いずれにしても、世間をこれだけ騒がした酒井被告の今後は課題が多いと思われる。
(TechinsightJapan編集部 関原りあん)