writer : techinsight

【クリたまTVウォッチ!】なぜ?“主役食い”でも憎まれない水嶋ヒロの不思議。

10月から放送するフジテレビ系の月9『東京DOGS』で、現在キャリア上問題作『TAJOMARU』に出演中の小栗旬との共演が話題の水嶋ヒロ。視聴率稼ぎゲストの役目とドラマの宣伝を兼ねて「SMAP×SMAP」のビストロ・スマップに登場。『MR.BRAIN』(TBS系)で共演の木村拓哉を含むスマップに迎えられ、山芋料理をオーダー。そこで、少々イジワルなキムタクと同ドラマ共演の香川照之によって、優等生水嶋ヒロの驚くべき食習慣が暴露された。

水嶋ヒロが、「血の気が多い暴走族上がりの刑事」工藤マルオを演じる月9『東京DOGS』では、早くも「主役の小栗旬を食うのではないか?」との前評判が高い。映画『ドロップ』では成宮寛貴を『MR.BRAIN』では木村拓哉がそうであったように、今や水嶋ヒロは主役ではなくても“主役以上”に注目される人気俳優だ。でも、あんまり憎まれない。なぜなら、華麗すぎる経歴を持つ割には天然キャラだから。

まだ25歳なのに華麗なる経歴を持つ水嶋ヒロ。
サッカー選手の父を持ち、スイスのチューリッヒで幼少期を過ごす。帰国後は日本語ができない苦労を乗り越え、サッカー部でインターハイ出場。足のケガでJリーガーをあきらめるも学業も優秀で、慶應義塾大学を卒業した。身長180cm。体重65kgの顔も超イケメンだから芸能事務所が放っておくはずもなく、大学在学中にスカウトされモデルから俳優になりドラマ・映画で活躍する一躍人気者に成長した。今年、同じ事務所のシンガーソングライターの絢香と結婚。その理由が「(闘病する)彼女を守りたいから。」と、どこまでいっても優等生な水嶋ヒロの半生は、“おみごと”といいたくなるほどプラス要素しかない。

そんな、水嶋とドラマ共演時に何度も食事を共にした木村拓哉。スマスマに現れた水嶋の不思議な食事の仕方をを指摘した。わざわざビデオレターに香川照之を登場させ、彼いわく、「水嶋ヒロくんは、お弁当の『おかず』を全部食べてから『ご飯』を食べ、最後に『汁物』を飲んだりする変わった食べ方をする。」とのこと。

いわゆる「ばっかり食べ」と呼ばれるこの食べ方は、チャーハンや丼ものばかり食べさせる家庭の子供や、一人で食事をする機会の多い子供に多い。健康にも悪いし、味覚が育たなくなるので日本ではお行儀が悪いとされている。水嶋のような海外のワンプレートの食事に慣れている人にも多いらしい(国にもよるけど)。とにかく、「味がまざる」のを嫌がって「ばっかり食べ」をする若者が最近多いのはよく言われている事だ。

水嶋本人曰く、「おかずはおかず、ご飯はご飯で食べた方が、その食べ物の味が良くわかるから。」というのだが、スマップのこしらえたスパゲティをスプーンの上でフォークに巻きつけてクルクルしていると、「そんな食べ方が出来るようになったんだ!」と、キムタクに驚かれる始末。「できるようになったんですよ~。」と水嶋。いったい、どういう海外生活を送ってだったんだ?

「ばっかり食べ」の対応策として、「ご飯」「おかず」「汁物」を交互に食べる「三角食べ」と呼ばれる食べ方があるが、そっちの食べ方の方が栄養の吸収も良くなるし食事の繊細な味が分かると思うのだが。
しかし、何もかも完璧なイメージばかりが先行する水嶋ヒロ。じつはエロトークが好きだったり、「ばっかり食べ」だったり、意外に彼はメージがバラバラ崩れ落ちるエピソードの宝庫なのかもしれない。
「主役喰い」でも大物俳優に可愛がられる理由はこの辺にあったりして。
(TechinsightJapan編集部 クリスタルたまき)