赤ちゃんポストに託された女児、扉を開けた消防士が“運命”を感じて養子に(米…
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コロラド州に住むマーサ マイケルは夫と養護施設の周りを散歩するのが日課だった。1998年に夫が亡くなった後もマイケルは散歩を止めず、11年かけて歩いてきた距離が1万マイル(約1万6千km)を越えた。
夫がナマステ アルツハイマーセンターに入居してからは、施設の近くにある湖を周遊しながら2人で散歩を楽しむのが日課だった。マイケルは「夫は79歳、8ヶ月と16日で亡くなったの。私達は56年と20日結婚していたことになるわ。」と話している。
1998年に夫が亡くなった後も散歩は止めず、5周で約1マイルの散歩を続けて来た。手首にカウンターを付けて距離や周数を記録し、毎日の走行距離をカレンダーに書き続けてきた。センターの職員によれば、どんな悪天候でも湖の周りを毎日歩き続けるマイケルの姿があったという。
アルツハイマー病だった夫の言語障害が早期から進行した為、夫と会話をするのは稀だった。最後に夫と言葉を交わしたのが、2人で歩いた湖のそばだったという。すでにアメリカ大陸を3度横断するほどの距離を歩いて来たマーサは、愛する夫の為、そして自分の為にも散歩は続けて行くと話している。
(TechinsightJapan編集部 村居唯衣)