今年2月にDV事件を起こした元恋人のクリス・ブラウンについて、被害者であるリアーナは、その後一切のコメントを避けてきた。しかし、たまったストレスを出すべき時は出すのが人間、リアーナは新しいアルバムの中に、クリスへのリベンジと思われる痛烈な一曲を書いていたことが分かった。
クリスは先月25日、2月に起こしたDV事件についての公判で、執行猶予5年、地域奉仕活動6か月他を言い渡されたばかり。現在は出身地であるヴァージニア州にて、さっそく奉仕活動に挑んでいるはずである。
リアーナの新アルバムでコラボ中であるというR&B歌手のNe-Yoは、「その曲では、リアーナの鋭い刃物のような怒りに触れることが出来るはずだよ。彼女はこれまで喋っていない分、怒りをその曲に思い切りぶつけているからね。」と語っている。
また、同じくリアーナとコラボ中のAkonは、「出来るだけ多くの曲に参加したいけれど、あの事件に関わるのはゴメンだね。彼女の明るさを引き出すのがオレの役目。暗くて怒った感じのリアーナはイヤだな。」としている。
問題のその曲のタイトルはズバリ “Emergency Room”。5月に書かれたとみられ、浮気している恋人からの暴力で半殺しの目にあわされた女性が、病院の集中治療室に横たわり、カレシへのリベンジを妄想しているという設定だ。
“アンタをボコボコにしてやる。瀕死状態になったら床に放置よ。きっとERに運ばれるでしょうね。そうしたらお見舞いに行くわ。アンタのベッドの横に立って、点滴の針を引っこ抜いてやるためにね。”
公判においてはリアーナ側から、“クリスは気に食わないことがあるといつも言葉を荒げてリアーナを黙らせた。2月の事件の前にも、最低2回クリスから暴力を受けていた”といった報告がなされている。
“点滴を引っこ抜いてやる” はまさにその反動の表れであろう。アナタがERに万が一運ばれた時のことを想像してみて頂きたい。伴侶や恋人はベッドの横で、点滴がしっかりアナタの静脈に入っているか時々気にかけてくれるであろうか。それとも…!?
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)