イタすぎるセレブ達

writer : tinsight-yokote2

【イタすぎるセレブ達】パリス・ヒルトン、ゲイのイベントに呼ばれるも英語が読めず…。

社交界に生きるご令嬢パリス・ヒルトンは、現代を見抜き会話をはずませるためにも、ある程度踏み込んだ専門用語も会得しておきたいものである。だが28歳では語彙不足が多少あっても当然であろうか。この度イタリアのゲイ・イベントに呼ばれたパリスは、プラカードを掲げるよう手渡されたが戸惑ってしまい、客席から猛烈なブーイングを浴びた。

イタリア・ミラノに滞在中のパリスは13日夜、『Borgo del Tempo Perso』というゲイが好んで集まるクラブに出かけた。そこでは“Join the Gap” という同性愛者のためのイベントが開かれ、パリスもゲストとして呼ばれていたのだ。

パリス・ヒルトンという人物は、決して他人を批判したりせず、概して合わせ上手である。パリスが数々のイベントに招待されるのも、主催者の意図と異なる主張を展開したりしないため、失敗がなく呼びやすいからだとも言われる。

だが今回は違った。 “Stop Homophobia.” こう書かれたプラカードを渡されたパリスは、一体何をヤメろと反論しているのか掴めなかったのだろう。安易にそれを掲げ、持論のように思われることはイヤだとして拒んでしまった。

パリスのこの様子に、イベント主催者である同性愛者のための人権擁護団体「アルチゲイ・ミラノ」は困惑し、観客らも番狂わせな展開に猛烈なブーイング。

側近らはパリスを呼び寄せ、何やら懸命に語りかける。その後パリスは晴々とした表情になり、再びステージに上がった。マイクを手に「ごめんなさい。私の態度が誤解を生んでしまったのなら許してね。」と語りかけると、そのプラカードをしっかりと掲げ、カメラに微笑んだ。

“Stop Homophobia.”、これが意味するのは “同性愛反対論者への反対”。頭の中でヒトひねりしないと、パリスにはピンと来なかったのであろう。

まあ日本語だってなかなか難しい。“アンチ捕鯨団体への反対活動”、これを読んで即座にどっち派なのかピンと来た方は、パリスよりよほど社交界向きと言えるかも…!?
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)