ビヨンセ・ノウルズの夫で、ラッパー兼売れっ子音楽プロデューサーのJay-Z(39)は、この度雑誌『O』の特集でオプラ・ウィンフリーと対談した。その中で彼は、ビヨンセとの昨年4月の結婚式について、パパラッチを警戒するあまり “とにかく極秘に” にこだわり過ぎていた自分たちを、少し反省していると語った。
昨年4月、ビヨンセとJay-Zは、彼が所有するニューヨーク・トライベッカ地区のペントハウスの広いルーフ・バルコニーを利用し、ごく親しい仲間と家族だけを招待してこじんまりとした結婚式を挙げた。パパラッチに嗅ぎつけられ、式が台無しになることを恐れてのことだったという。
しかしその後、彼はその他の友人や親類から「水くさいじゃないか。オレも招待して欲しかったよ。」と言われ、極秘を貫き過ぎたために、幾人かの大事な人々を失望させていたことを知り、少し後悔したのだそうだ。
自分たちの成功や喜びを、自分たちの秘め事のようにコッソリと抱きかかえることなく、時には人と共有する気持ちが大切だとJay-Z は言う。オプラに、ブルックリンで育った幼少期の環境を振り返り、このように話している。
「あんな環境の中では、子供たちがドラッグのディーラーになるのも、ごく自然の成り行きと言わざるを得なかったね。弁護士とか医者とか、そんなリッパな職業に就こうものなら、皆慌ててブルックリンを出てしまい、二度と故郷には戻らないんだ。」
「ブルックリンに戻って、人生に成功した知恵をこれからの子供らに教えてやればいいのにさ。誰かが成功しても、そのことすら誰も知らない、ブルックリンはそういう世界なんだ。オレは違う。成功したら絶対にここに戻ってきて、自分がどうして勝ち組になれたのかを聞かせてやりたいと常に思っていたよ。」
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)