髪の毛が暴発しているが、基本的にはイケメン。ワイルドな魅力に溢れているため、結構モテてしまう英国のコメディ系人気タレントのラッセル・ブランド(34)。彼は今年もまたMTVの『2009 Video Music Awards』のホストを務めるが、お気に入りのブリトニー・スピアーズとともに制作したショート・プロモが、ちょっとヤリすぎだとして問題視されている。
もちろんその1分ほどのショート・プロモの目的は、“皆さんぜひ『2009MTV/VMA』を見て下さい”というものだが、ラッセルとブリトニーは二人は恋仲になるという設定で仕上げてしまった。
昨年も同授賞式のホストを務めた彼は、ブリトニーと象を担ぎ出してやはりショート・プロモを制作。その仕事を通じて二人は大分親密になっていただけに、今度のプロモも妙にリアルなのだ。ジェイソン・トラウィックさんとの破局説も流れ、ひょっとしてブリトニーは本当にラッセルが好き?などと想像できなくもない。
内容はこのようなものである。白いビキニと黒い帽子で、プール・サイドに雑誌を持って立つブリトニー。雑誌にはあまり関心がなく、何やら彼女は考えにふけっている。
そこで“彼は私を招き入れてくれるのかしら。二人の関係はただの友人だわ。それなのにラッセルのところに行くのは、彼にとっては嬉しいことなのかしら。”という彼女の心の声が流れる。
一方ラッセルはホテルの部屋で、新聞を広げソファに座っているが、やはり目はその文字を追ってはいない。彼の心の声は、“前回のことで彼女とオレは気まずい関係になっていないかな。オレの言葉は何かと誤解されてしまうから、彼女に悪く思われていないとイイんだけれど。”である。
そして再びブリトニー、爪を噛みながら何やら後悔している様子。“去年彼が言い寄って来た時に、もっとはしゃいで見せればよかったんだわ。彼のセクシーで危険な香りには敵わない、正直にそう思ったもの。”
ラッセルは突然ハッとする。ブリトニーのそうした心の声が聞こえるのだ。ということは、彼女にも自分の心の声が聞こえる?すかさずラッセルは語りかける。“ブリトニー!これは君の心の声だよ。ラッセルのホテルに行く。すべてを捨てて彼のもとへ。ラッセルと寝ようよ。ラッセルと寝ようよ!”
なお、『2009MTV/VMA』の授賞式は、9月13日にTV生中継される予定であるが、2度にも渡り“Sleep with Russell.”とあからさまに語りかける様子には、不愉快だというクレームが届いているようだ。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)