イタすぎるセレブ達

writer : tinsight-yokote2

【イタすぎるセレブ達】DV男クリス・ブラウン、CNNトーク番組にママと出演。“うちの子に限って…。”

今年2月、当時の恋人リアーナを痴話喧嘩から殴ってしまい、数日前に裁判所から執行猶予5年、地域奉仕活動6カ月とDV再犯防止プログラムの受講義務を言い渡されたクリス・ブラウン(20)。CNNは、人気トーク番組『ラリー・キング・ライブ』にクリスを迎えることに成功したとし、2日夜の放映を前にクリップを公開した。

2月のDV事件以来、人前で何かを語るのは初めてという息子クリスに同伴したママは、スッキリとした髪型と黒を基調にしたスーツが大変知的。そして白いシャツに蝶ネクタイ、水色のセーターという20歳のクリスは、ママと一緒だと品行方正な少年のように見える。

暴力を起こし、警察沙汰になっていることを知った時の気持ちを尋ねられると、クリスはこのように答えている。

「どうしよう、大変なことをしてしまった。ワオ!ひどくショックで、僕はそんな人間じゃないと取り乱してしまった。なんでこんなことにっていう信じられない気がして、警察の発表にはとにかくワオ!って感じだった。頭の中もまっ白になっちゃったよ。」

彼はその後母ジョイスさんの所に向かい、ありのままを話して泣き崩れたというが、ジョイスさんもその通りフォローし、「クリスはこれまで、そのようなことをしたことは一度もありませんでした。そんな悪い子ではありません。」と強調する。

さらにラリー・キングが、リアーナを殴った時のことを覚えているかと尋ねると、クリスは「ノー。覚えていないんだ。ワオ!そんなクレイジーな…ワオ!って。」しかも、彼はリアーナとの愛を忘れられず、この気持ちは変わらないだろうと語る。

一方で、継父が母親に手を上げ暴言を吐くという家庭で育ったことの影響についてクリスは、「彼は楽しんでやっているように見えたんだ。気性の荒い人間だから、母は継続的に苦しんできた。」としている。

クリスはどうやら、世代間でDVが継がれた典型例のようだ。だが、男が女を暴力で威圧する姿に、“楽しんでやっているように見えた”と解釈していたとは驚きだ。その結果、誰にも見えないところでパートナーにキレる“密室型DV男”に成長したのであろう。

ワオ!ワオ!か…。日本だと、近いところでは「たまげたぜ、ホントかよ!」に近いのではないだろうか。アンタは一生独りでいなさい。クリス・ブラウン!
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)