消費者がどの商品を買うかに参考にするレビューは、Amazonや価格.comなどの有名サイトを閲覧して評価を見ながら、買い物を決めるのがイマドキのスタイルである。
しかし、ショッピングサイトに提供されていない商品のレビューは、企業がブロガーに依頼して各ブログにアップしてもらうのが通例であった。
今般、情報資産管理ASP/SaaS「スパイラル」を提供する株式会社パイプドビッツは、レビュー機能を自社のWebサイト上に自由に貼リ付けられる「みんなの声を集めてレビュー」を2009年9月16日から提供開始する。
本サービスは、スパイラルを利用して、自社のWebサイトにレビュー機能を貼り、訪れたユーザーから感想や叱咤激励などのレビューを受け付けたり、それに対する共感を集めることで、自然とファンが増加する仕組みを作ることができる。
例えば、メールマガジンのバックナンバーで読者から感想や満足度を募り、コンテンツに反映して読者の増加を図ったり、料理教室やコーヒーセミナーなどの受付サイトに体験者からの評価や感想を募り、それに対する共感カウントを公開することで「参加してみたいが、実際はどうなんだろう」と感じている見込み客の参加意欲を高めるなど、今までにないシーンでクチコミ効果を活用することが期待される。
スパイラルは、販促やIRにおける顧客情報から、給与明細のような従業員情報まで、企業が保有する様々な種類の重要情報資産を、データベース化して安全に管理するためのプラットフォームをインターネット経由(ASP/SaaS形式)で提供している。
さらに、登録ページ作成、サンキューメール配信、アンケート集計、クリックカウントレポート、登録締め切りなど300以上の柔軟で豊富な機能により、情報資産を有効活用するためのソフトウェアサービスとしても利用できる。
(TechinsightJapan編集部 真田裕一)