9月28日付けのデイリースポーツによると、オリックスは来季の監督として前阪神監督の岡田彰布氏に要請する事を決めた。今季最下位が決定したオリックスは変わる事ができるだろうか？

今季最下位が決定したオリックス。大石監督とは来季契約を結ばない事を決定。その後任について前阪神監督の岡田氏に要請するという。元々は阪神からオリックスへと移り、現役引退後もオリックスで二軍助監督兼打撃コーチに就任するなど、オリックスとの繋がりは深い。岡田新監督のもと、オリックスは低迷を抜け出す事ができるか？

岡田監督に対しては阪神ファンが今どのような評価を持っているのか気になるところ。星野元監督がリーグ優勝した年に辞めたため、大きなプレッシャーを受けながらの監督就任ながら、2004年以外は常にAクラスで首位を狙える位置にいた点は評価できるが、若手育成という部分においては一軍監督という立場上仕方がないにしても、今の阪神がその評価を物語っているのではないだろうか。成績が悪ければ監督を変えるというのは当然の流れだが、はたしてこれで来季以降のオリックスが変われるのかには疑問が残る。
（TechinsightJapan編集部　林裕之）