米国発!Breaking News

writer : techinsight

【米国発!Breaking News】入社したばかりの会社で35年前に生き別れた兄と再会。

メイン州にある家具店で配達ドライバーとして働く二人の社員は、商品を配達に行くと客に「ご兄弟ですか?」と必ずと言っていいほど質問された。あまりにも頻繁にこの質問をされる為、一人が調査を始めてみると、なんと二人が35年前に生き別れた兄弟だったことがわかった。この再会のニュースが知れ渡ると、今度は同じ母親から生まれた半妹だという女性が見つかった。

ランディー ジョバートが今年の夏から家具店で配達員として働きだした。他の社員や顧客にまで「兄弟か親戚ですか?」と尋ねられるほど同僚のゲイリー ニスビットに似ていると言われ続けた。周囲からの反応が大きく、また自分自身でもニスビットと似てると感じたジョバートは、さっそく戸籍などを調べ始めた。

すでに養子であることを知っていたジョバートは出生証明書などを調べ、生みの親の名前や養子の事実が判明した。また兄が一人いることもわかり、その名前も確認できたという。

それからある日いつものようにニスビットと仕事をしている時に、ジョバートが「妙な質問なんだけど、養子だったりする?」と、出生や家族について質問を始めた。養子だったことや生みの親の名前が一致し、ジョバートが誕生日を尋ねると、ニスビットが答えた日付はジョバートの生き別れた兄と同じだった。「誕生日を聞いた時、倒れるところだったよ。」とジョバートは話している。

二人の35年ぶりの再会のニュースは地元で話題になった。するとニュースを聞いたジョアン キャンベルが二人の働く会社に連絡してきた。キャンベルが持っていた出生証明書を含む複数の書類から、なんとキャンベルが同じ母から生まれた半妹であることがわかったのだ。偶然であろうと、運命であろうと、3人の家族を繋ぐ新しい絆がここに生まれた。

(TechinsightJapan編集部 村居唯衣)